一定期間の契約によって、特定の車を自分のものとして自由に使うことのできるカーリース。
ただ、その仕組みについては詳しく知らないという人も多いかもしれません。
レンタカーやカーシェアとはどう違うのか、その仕組みについて解説します。
車のサブスクとよばれることもある
カーリースの歴史はそれなりにありますが、近年では一般に浸透した「サブスク」になぞらえて「車のサブスク」と呼ばれることもあります。
事実その通り、一定の料金を毎月支払うことで自由に使えるという意味では、まさにサブスクと言えるでしょう。
レンタカーとの違いは?
実はカーリース・レンタカー・カーシェアにそれぞれ明確な定義はありません。
もちろんそれぞれ利用方法は大まかに言えば異なりますが、それでもカーリースに近いサービスを行っているレンタカーもありますし、その線引きは曖昧です。
それを踏まえた上でレンタカーとの違いを言うならば、期間の長さ、所有感にあると言えるでしょう。
レンタカーは基本的に一日程度で、あくまで借りものです。
ですがカーリースは数年に及ぶのが基本で、名義こそ異なるものの、限りなく自分の車として使うことができます。
カーシェアリングとの違いは?
カーシェアリングもレンタカーと似たサービスですが、レンタカーが原則的に特定の会社や営業所から一台の車を借りるの対し、カーシェアリングは一台の車を複数人で使うという点に違いがあります。
レンタカーを会社本位とするならば、カーシェアリングは車本意と言ったところでしょうか。
そしてカーリースはもちろん自分の契約した車を他人が載るということはありません。
カーシェアリングに比べてより所有感の強い使い方ができると言えるでしょう。
まとめ:それぞれ自身の使い方によって使い分けよう
カーリース・レンタカー・カーシェアリングはそれぞれ仕組みに違いがあり、メリットやデメリットも異なります。
自分がどういった車の使い方をしたいのか、それを踏まえた上で一番合った方法を使うのが良いでしょう。